『陰影の家。』 ~居場所を楽しむ住まい~

平屋のようなボリューム感が内部を想像できず、住まいの中は完全プライバシーを保ったインパクトのある外観を目指した。
また、インナーガレージとアプローチを組み合わせて機能的で使いやすく、躯体で表情を出すことでシャープでモダンな外観とした。
プライバシーを確保しながら、玄関を明るく開放的にする為に中庭と繋げる計画とした。
また、生活リズムがずれることも想定してホール側に主寝室を配置することで、静かな寝室とすることが出来る。
キッチンの奥にパントリーを設けて、冷蔵庫を隠すことでシンプルで広々としたキッチンスペースとすることが出来る。
朝食をとるダイニングキッチンは住まいの中でも一番明るくすることで一日の始まりを感じる。
また、プライバシーのある中庭と繋がる事で、天気の良い日には外でも食事が出来る豊かな暮らし方を楽しむ住まいとした。
リビングは映画を楽しむスペースとして、窓を設けず、DKと段差をつけてピットリビングとすることで意識的にも空間を分け、特別なスペースとなるように計画した。
三方が壁に囲まれて、段差がある事で個室感が生まれ、間接照明などの効果でより落ち着いた空間となるように計画した。
いずれは子供室として利用できるスペースを二階に配置した。
子供室として利用するまでは子供の遊び場として、またはセカンドリビングとして自由度の高い部屋をいつでも活用できるスペースとした。